負けず嫌い
勝手にライバル視していた一つ上の先輩が最短で出世した。
しばらくして、同期が最短出世した。
その当時、同期はほとんど平社員。
自分もそのほとんどに属していた。
横を見ると安心出来るのだけれども、
上を見ると悔しさや劣等感を抱き、モチベーションが下がる事もあった。
それでも諦めずに頑張った。
その結果、先に上がった先輩や同期に追い付き、
更に追い抜くことが出来た。
少し優越感に浸った。
しかし、やっと追いついたと思ったのに
更に上に行ってしまった同期もいる。
結局、自分が一番ではない。
その事実にやはり悔しさや劣等感を抱いてしまう。
同じスタートでこうも差が出てしまうのは、
能力差があるからかもしれないが、
大きな要因は、熱量なのだろう。
それでも負けを認めたくないので、自分は頑張る。
熱量を上げて仕事に取り組む。
出世していくということは、相対的に業務の量が増えて難度も上がるので、
正直しんどい。
ただ、頑張らずに劣等生のままいることのほうが更にしんどい。